猛打の修徳!ノーシードからV決めた

 「高校野球東東京大会・決勝、修徳13‐6二松学舎大付」(27日、神宮)

 神宮の杜に、強豪復活の雄叫びがこだました。04年以来、9年ぶりとなる夏切符。パワー満点の打線を引っ提げ、強い修徳が帰ってきた。

 目を見張る強打で圧倒した。16安打を浴びせ、うち10本が二塁打という抜群の長打力。ノーシードから挑んだ今夏、決勝まで8試合で計72得点。自慢の打線に、主将・飯野周太外野手(3年)は「バットをもう持ちたくないくらい振ってきました」と胸を張った。

 4、5月の2カ月間、打撃練習のみに時間を割いた。フリー打撃では、1人あたり1時間はケージでバットを振り続け、しかもフルスイングが条件。阿保(あぼ)暢彦監督(40)が「当てにいったら、ケージから出させていた」と話すほどの徹底ぶりだった。

 さらに早朝と昼休みの素振り、ティー打撃も含め、1500スイングが1日の最低ノルマ。皮がむけボロボロになった手のひらで、懸命にバットを握った成果が、今夏の連日の猛打だった。

 しばらく遠ざかっていた甲子園。10年秋に復帰した阿保監督は「夏は打力がないと勝てない」と痛感。強打の日大三(西東京)をお手本とし、打撃強化を貫いた。

 スタミナとの戦いにも勝つため、6月には、ユニホームの上にグラウンドコートを着たまま練習し、猛暑対策も完璧。頂点までのビジョンを具体的に描いた練習法で、栄冠をつかみ取った。

 今年は野球部創部60年のメモリアルイヤー。“ニュー修徳”が、打ち勝つ野球で夢舞台に挑む。

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