広島工4年ぶり“壁”突破!あと2勝
「高校野球広島大会・準々決勝、広島工8‐3広島国際学院」(24日、しまなみ)
伝統校が、ようやく呪縛から逃れた。夏は10、11年と続けて準々決勝で敗退してきた広島工が、広島国際学院との打撃戦を制し、4年ぶりの準決勝進出を果たした。
今年の3年生は過去2年、同じ舞台で先輩たちが敗れる瞬間を目の当たりにしてきた。それだけに沖元茂雄監督(47)は「“ベスト8の壁”を意識して、試合前は全体的に硬かった」と、立ち上がりに不安を覚えていた。
だが初回、4番の一振りが重い雰囲気を一掃した。1死一、三塁から久保田敦士内野手(3年)が外角高め直球をとらえ、バックスクリーン直撃の特大先制3ラン。「初回に点が取れて、本当に良かった。今までで一番の当たりでした」と満足そうに振り返った。
勢いづいた打線は、広島国際学院の最速147キロ右腕・今井金太投手(3年)に12安打を浴びせ、8得点で快勝。沖元監督は「久保田がよく打ってくれた。ベンチが一気に明るくなった」と主砲の働きを絶賛した。攻撃陣は5試合で47得点と、1試合平均9・4点の破壊力。猛打で“壁”を打ち崩した広島工が、20年ぶりの夏舞台へ向け突き進む。
