ケイバ熱盛ブログ「エフフォーリアに死角は?」(5月29日)

 ホンマにウチの子か?勉学にはげむ息子の姿にそんな疑いを抱いてしまう、栗東・井上です。真面目に勉強しておけば良かった…と後悔しています。

 大学の卒論は『収益3兆円超え-。JRAの経営戦略』。ゼミの代表として講堂で発表しました。だから、今の仕事は天職というわけ。でも、勉強はまったくと言っていいほどしなかった。

 一つだけ熱心に受けた講義がありました。3年間履修した心理学です。予想する上でも展開を読むのが大好き。馬の脚質だけではなく、ジョッキーの性格、心理から読み解く。このジョッキーは競りかけない。途中から動くのはこのジョッキー。馬を操るのは騎手ですから。腹の内を探るのが面白い。大学で唯一勉強した心理学が役に立っていると信じています。予想を終えるのが深夜になるのも、そのせいでしょう。展開予想を掘り下げ過ぎるんです。

 とくに、今年のダービーは展開を読むのが面白い!栗東トレセンで、ダービー騎乗のジョッキー数人に見立てを聞きました。「ハイペースになる」「スローになる」「けやきから一気に流れる」。自分が騎乗する馬にとって有利な展開を描くからでしょうか。結構、一致しないものです。

 いつもリアルに解説してくれるのが福永J。各騎手が持つ個性、性格から分析してくれます。ワタクシの意図にもピッタリです。その一部を紹介しましょう。

 「バスラットレオンは結構離して逃げるかもなぁ。それを追い掛けるのがタイトルホルダー、バジオウ。田辺と大野はムチャしない。性格からして競らないし、無理には追い掛けない。豊さん(ディープモンスター)は後ろからだろうし。ルメールは後ろからとは限らない。途中から動きそうな感じもある。みんなエフフォーリアの後ろを取りたい。オレ(シャフリヤール)も“そこ”かな。どの馬が取るかもポイントちゃうかな」。枠順が出る前の会話なので、誤差は出るでしょうが、参考になる。

 福永Jの言う“そこ”を取るのは競馬のセオリー。単純にマークという意味ではなく、強い馬が道を作ってくれるから。前が詰まる不利を“そこ”にいることで回避できる率が高いというわけです。もちろん、あてにした強い馬が伸びを欠いた場合は共倒れとなるわけですが…。

 興味があるのは、福永Jが分析する横山武Jの性格について。さらに突っ込んで聞いてみました。「まだ若いから、定まらない。読みづらいよね。逆にどんな競馬でもできる。思い切りのいい性格ではあるから」。勝てば、ダービー最年少制覇です。横山武Jは包囲網をはねのけ、栄冠をつかむことができるでしょうか。

 今年のダービージョッキーは1/17人に絞られました。勝ち方を知るダービージョッキーが8人。これまでに苦渋を味わい勝ちたい欲にあふれるジョッキーが7人。そしてダービー初騎乗の2人が思い切った競馬をするかもしれない。いよいよ、決戦は明日。ああだ、こうだと展開を予想するだけで、一日が過ぎそうです。

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