「若いんやから覚えられるやろ～」。よく言われる言葉ですが、実際はそう簡単に覚えられるものでもないですし、思い出せるものでもないです。某紙の後輩に記憶力勝負を挑まれても、当然のように完敗。２６歳、頑張ります。栗東・山本です。

　でも、インパクトの強い言葉なら自然と脳にすり込まれますよね。

　「この馬とこの馬は、いずれ重賞勝つと思うよ」

　これはダービートレーナー・佐々木師の言葉。先週勝ち上がったグリュースゴットと、先々週勝ち上がったショウリュウレーヴに対してのもので、未勝利を勝ったばかりの２歳馬ということもあり、期待度の高さに衝撃を受けました。

　中でもショウリュウレーヴは、母ショウリュウムーン、そして兄姉も佐々木師が管理しているゆかりの馬。「お母さんはほんまにすごい繁殖だね。お兄ちゃんのショウリュウイクゾは長い距離で走っているけど、この馬は千四がいい。きょうだいの中では生まれたときから一番良かった。重賞ホースになれる」とベタ褒め。ここまで言われると、ファルコンＳとかに出てきたら思わず買いたくなりますよね。少なくとも僕は絶対買います。

　この２頭以外では先週勝ち上がったドリアードも「この馬で（厩舎）４回目の桜花賞出走があるかも」と、めちゃくちゃ期待されてる様子でした。

　この３頭の馬名は覚えておいて損はないはずです。ちなみにショウリュウムーンの１９（父キタサンブラック）もかなりの好感触の様子。少し気が早いようですが、ＰＯＧファンは要チェックですよ。