【2月10日の展望】府中の直線が合う/共同通信杯

【共同通信杯】★★

 時計が速い東京コース。できればこの舞台での指数を参考にしたいところ。

 デビューから2連勝の◎ダノンキングリー。とにかくひいらぎ賞の勝ち方が強烈で、中団から楽々と差しきって1分33秒7の好時計で、488の高指数。競走馬としての能力は相当高い。東京コースだったデビュー戦は、スローのため1分37秒5と平凡な時計も、ラストは33秒4、上がり指数563としっかりと脚を使っていた。東京の高速決着も問題ないだろう。

 指数1位のナイママは札幌でコスモス賞1着、札幌2歳S2着の実績。SP指数もこの札幌2歳Sで490をマークした。その後東スポ杯で13着に敗れ、時計が速くなると苦しいタイプ。中山ならもう少しいい戦いができると思ったが、意外にも6着と凡走。ちょっと狙うには材料に乏しい。

【京都記念】★

 ◎パフォーマプロミスは昨年の日経新春杯の覇者。阪神より京都、中山より東京の軽い芝を好むタイプ。特にアルゼンチン共和国杯えお勝ったときの末脚は特筆もので、ラスト3F32秒6はハイレベルで、スパッと切れる脚を使う。今回も絶好の舞台設定と言えるだろう。

 前走のAJCCで本命に推したダンビュライト。推奨の理由としては昨年の覇者で、古くは皐月賞(3着)で581をマークしたのをはじめ、高指数は中山でマークしている中山巧者というところ。舞台設定的に有利とは思えない今回は狙いを下げたい。

【東京6R】★★★

 初勝利を挙げるのに3戦を要した◎タマモメイトウ。500万に上がってからも⑨⑤②着と、クラス慣れに時間を要す奥手のタイプだ。それでも近3走のSP指数は383、453、490と一戦ごとに着実かつ大幅な地力強化を遂げている。今回はデビュー2戦目に④着と負けた7F戦。距離克服が鍵だが、当時は前半から33秒6と飛ばして末をなくした格好。控える競馬を覚えた今なら大丈夫だ。

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