【3月10日の展望】連覇の可能性は高い/中山牝馬S

【中山牝馬S】

 中山の芝1800mは、ホームストレッチの坂下からスタートするので、ペースが落ち着きやすい。比較的前で運んでG前の坂を苦にせずに伸びる馬に有利な舞台設定。

 昨年の勝ち馬トーセンビクトリーはまさにそんな馬。昨年から今年にかけての好走例が、この中山牝馬S勝ちと、札幌のクイーンS②着。このときのSP指数が562と優秀だった。この他の掲示板は稍重の府中牝馬S⑤着と前走のAJCC⑤着。速い時計の出ないコースで、距離はマイル~1800mがベストと言えるだろう。連覇の可能性は高い。

【ポラリスS】

 ◎コウエイエンブレムは、先行力があって安定感のあるレースぶり。SP指数も5走前の天王山Sで628をマークしたのを筆頭に準オープン勝ちの河原町Sで616、夢見月Sで614、天保山Sで582、2走前のすばるSが572、前走の大和Sは575と高いレベルで安定している。ただ、もまれ弱い面があるので前々で運ぶのが前提。流れが速くなれば巻き込まれて3走前のギャラクシーSのような大敗もあり得る。今回の56キロは有利だが…。これだけ上位争いを続けているとそろそろ疲れが出ないか心配。

【瀬戸特別】

 500万条件でさえなかなか決め切れなかった◎コティニャックも、1000万クラスに昇級後の3戦が②⑤③着と、いきなり通用するところを見せた。特に前走の初茜賞では前が残る展開のなか、4角7番手から差し込んで2着馬に鼻差まで迫る大接戦。10馬身前にいたハイランドピーク(先週の上総Sを勝ってオープン入り)には完敗も、533の高指数マークは地力強化の証し。強い相手で流れが厳しくなった方が戦いやすということ。前走が稍重の馬場だっただけに、脚抜きのいい道悪は大歓迎だ。

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