【1月22日の展望】格が違う/東海S

【東海S】

 ここは”格”的にも◎アスカノロマンと○グレンツェントの一騎打ち。

 ◎アスカノロマンは、昨年暮れのG1・チャンピオンズCで3着に頑張ってSP指数は624をマークした。2走前のみやこSで14着と大敗していたので10番人気の人気薄だったが、昨年は、東海S1着、フェブラリーS3着、平安勝ちの実績から人気を落としすぎたと言えるだろう。今度は連を外せないメンバー構成。残念ながら、妙味という点で狙い目は前走だった。

 ○グレンツェントは、現3歳世代の代表格。芝の新馬戦で5着に負けた以降は、ダートを使われて、8戦5勝、2着2回、3着1回の成績。重賞初制覇のレパードSでSP指数609をマークしている。これなら古馬の強いところと戦ってもいい勝負になると思ったが、みやこSは2着でも、勝ち馬は後の東京大賞典を制したアポロケンタッキーで、着差はわずか首差の2着。続く師走Sは力の違いを示しいる。そろそろ古馬・G1に挑戦してもいいころだろう。いい勝負になると思っているし、今後のダート界を背負って行く馬だとも思っている。

【アメリカJCC】

 中山の芝外回りコースの2200mで行われるアメリカJCC。直線に急坂があって、パワーを要するトリッキーな舞台設定。中山適性を重視したい。SP指数の上位を形成する馬は、1位ルミナスウォリアーと4位ナスノセイカンが東京コース、クリールカイザーが福島コース、マイネルフロストが京都コースと軽い芝で参考にしづらい。これなら、中山の指数に限定し上位馬に狙いをつけたい。

 ◎ミライヘノツバサは、皐月賞12着、ラジオNIKKEI賞8着、菊花賞13着と、レベルの高い現4歳世代との戦いでは苦戦したが、古馬の条件クラスでは、1000万の習志野特別、準オープンの迎春Sを勝ってオープン入りを決めた中山巧者。SP指数は前走の迎春Sで557をマークしており、このメンバーなら十分勝負になるはず。

【東雲賞】

 2走前、500万での戦いに終止符を打った◎ユメノマイホーム。デビュー当初から高指数をマークして能力の高さを示しながらも、なかなか結果が出なかった奥手のタイプだ。それが、距離延長を機にレースぶりが安定し、SP指数も高いレベルをキープ。特に500万下を勝った2走前は、積極的に流れに乗り直線で楽々と抜け出す完勝でSP指数は522をマーク。今はもう昔の彼女ではない。

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