【土曜・東京１１Ｒ・青葉賞】

　条件、臨戦過程がハマるアザレア賞組が好結果を収めているのは当然で、今年は◎リーブルミノルが強さを見せての参戦。デビューから徹底して２０００ｍ以上を使われてきたように、芝の長丁場がベストの条件。３走前にジョッキーが代わると、それまでの詰めの甘さがなくなり未勝利を突破。前走もイン突きの巧みなレース運びで制した。今回は三浦へ乗り代わるが、東京を知り尽くしているだけに心配は無用。長めをしっかりと追われて出来も万全だ。

【土曜・東京１２Ｒ・４歳上２勝クラス】

　◎パーティナシティは約１年ぶりの実戦が、近年まれに見る暴風雨の中でのレース。嫌気が差してもおかしくない状況下で、しぶとく脚を伸ばして２着を確保した。ハートの強さは、競走馬としての資質の高さだろう。緩かった馬体からも叩いた上積みは大きく、ここはきっちり勝ち上がる。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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