【金曜・中山３Ｒ・３歳未勝利】

　◎トーセンリズムは２走前の東京ダート１４００ｍで３着。マイペースで逃げられたことが大きかった。前走は条件変わりに加えて、逃げ馬が強力だった一戦。勝ち馬は引き離す一方のワンサイドに、追い掛けた組は苦しくなったもの。むしろスピード負けしなかったことを評価したい。中間の攻め気配も良く、この相手なら押し切れる。単勝＆馬連。

【金曜・中山１０Ｒ・幕張Ｓ】

　◎トーラスジェミニは３走前、１３番人気での勝利。１度は前に出られながらも差し返す根性を見せた内容は着差以上。陣営が強気だったことも納得だ。３勝クラスでも崩れなく戦っていることは、もともとの地力があったのだろう。能力を全開させることができるようになり、改め中山マイル戦なら狙う価値はある。単勝＆馬連。

【金曜・中山１２Ｒ・４歳上１勝クラス】

　◎スズノアリュールの前走は、ビシビシとケイコを積んでのプラス１２キロ。膨らんだ馬体は、短期間でのかなりのパワーアップを感じさせた。レースも大外枠から終始外を回らされる形となったが、早め進出から１度は抜け出すシーン。勝ち馬に目標とされてしまった分の２着で、後続とは決定的な差。再度同じ競馬ができれば、まず勝ち負け。中山での好走を評価した○デストロイが相手の本線。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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