【日曜・東京５Ｒ・３歳500万下】

　◎タイキメサイアは状態、条件がかみ合った前走で未勝利戦をＶ。「うまく仕上げられた」と陣営が言うように、何よりもカイ食いがいいこの馬が体を絞って出走できたことは大きかったのだろう。今週の追い切りは美浦坂路で１Ｆ12秒４。上積みは大きく、時計もまだまだ詰められる。昇級初戦で人気を落としそうな今回は馬券的にも妙味がある。単勝＆馬連で勝負。

【日曜・東京８Ｒ・日吉特別】

　◎メガポリゴンが２走前にマークした勝ち時計は、同週に行われた1000万下より０秒５速いもの。その1000万下を同着で勝ち上がった２頭は、準オープンでも連対を果たしており、本命馬もクラス即通用の裏付けがある。前走は発馬でつまずき後方から。自分の形でレースを進めることができず、無理をしなかったように参考外の一戦と言えるだろう。併走馬２頭を子ども扱いにした直前の動きは素晴らしく、ここはスピードで圧倒する。単勝＆馬連で勝負。

【日曜・東京12Ｒ・丹沢Ｓ】

　体質面の弱さでデビューが遅れた◎マイティバローズの気配が、春を迎えてグンと上向いている。以前は何とか併走相手に食らいついてなだれ込むというケイコ内容だったのに対して、最近は随分と走りに余裕が出て楽々と好時計をマーク。特に古馬を完封した先週の併せ馬が秀逸で、先行したとはいえ、攻め駆けするアキトクレッセントをねじ伏せたシーンには驚いた。既走馬が相手でもやれる！

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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