仕上がり万全◎レッドオルバース
【土曜東京7R・3歳上500万下】
◎スーパーブレイクは日曜のブラジルCに出走するデビルズハーツの調教パートナー。先行したとはいえ、直線は一歩も引かず互角の動きを見せたように著しい成長が感じ取れる。この日の馬場は水が浮くほどの状態。雨が続いた東京はかなり高速化しそうで、いいデモンストレーションになった。前走は中山マイルでの出遅れ。窮屈になって最後は流すような格好になったなか、ポールヴァンドルに0秒3差だった。脚力は十分でいきなり狙う価値はある。単勝と馬連で。
【土曜東京10R・秋嶺S】◎レッドオルバースの仕上がりがいい。先週は美浦坂路で4F51秒8。今週は馬場が重く全体的に時計がかかったなかで、同52秒9を記録している。爪の不安は全く感じられない。今週の国枝栄厩舎はプロディガルサンやレレマーマなど、良血の注目馬がスタンバイ。「あまり人気になると緊張しちゃうからな~」と、今のところはリラックスしているトレーナー。当欄の推奨馬に関しても「やればいくらでも動いてしまいそう。馬体もたくましくなって、期待は十分」と力を込めた。馬連で勝負する。
【土曜東京12R・3歳上1000万下】◎アフターバーナーは今春の東京戦で強敵相手に好走。1000万下でも通用する可能性を感じさせた。しかし昇級の福島戦では何度も不利を受ける場面。その影響もあったのだろう。前走はイレ込みがきつくゲートで立ち後れてしまった。右回りの近2走はリセットできる敗戦で、得意の東京ならガラリ一変が期待できる。追い切りでは僚馬を圧倒する動きを見せており、人気を落とすここが買い時だ。
(馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹)
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