「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（４日）

　〈栗東〉７月の福島で新馬戦勝ちしたチカポコ（牝、西園正）は、当初予定していた小倉２歳Ｓではなく、引き続き石橋脩とのコンビで新潟２歳Ｓ（２８日・新潟、芝１６００メートル）へ向かう。僚馬のシルフィードレーヴ（牝、父アメリカンペイトリオット）は２０日の小倉５Ｒ（牝馬限定戦、芝１２００メートル）、ビッグシーザー（牡、父ビッグアーサー）は２１日の小倉５Ｒ（芝１２００メートル）で初陣に臨む。ともに鞍上は幸を予定。

　寺島厩舎からはシルバーステート産駒のスカパラダイス（牡）が２７日の小倉５Ｒ（芝２０００メートル）、ルーラーシップ産駒のリリーバローズ（牝）は２８日の小倉５Ｒ（牝馬限定戦、芝１８００メートル）にスタンバイ。

　〈美浦〉７月の福島で新馬戦を勝ち上がったフェアエールング（牝、和田郎）は札幌２歳Ｓ（９月３日・札幌、芝１８００メートル）へ。６月の東京で新馬戦Ｖのモルチャン（牝、武井）はヤマボウシ賞（１０月１日・中京、ダート１４００メートル）へ。７月の新潟で未勝利戦を勝ったスクーバー（牡、武藤）も同レースを視野に調整。７月の福島で未勝利戦を勝ち上がったゴールデンハインド（牝、武市）は芙蓉Ｓ（１０月１日・中山、芝２０００メートル）を目標にする。

　〈札幌〉武幸厩舎が芝コースで３頭併せ。最後方を進んだ鮫島駿騎乗のゴーマックス（牡、父ダイワメジャー）は、５Ｆ６９秒１－３８秒５－１２秒０をマーク。「メジャーっぽい。まだ息遣いがもうひとつだけど、レースまで時間があるからね。いい体をしているよ」と武幸師。２０日の札幌５Ｒ（芝１５００メートル）でデビュー。浜中騎乗で併入したランフリーバンクス（牝、父エピファネイア）は、１３日の札幌５Ｒ（牝馬限定戦、芝１５００メートル）にスタンバイ。「もう少し体が増えてほしいけど、いいキャンターをするし、千五もちょうど良さそう」と指揮官。