「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２８日）

　〈栗東〉小倉で未勝利戦を勝ったニシノトキメキ（牝、北出）は引き続き亀田とのコンビで小倉２歳Ｓ（９月４日、小倉芝１２００メートル）へ。２０年関東オークスを制したレーヌブランシュの半弟フライヤートゥルー（牡、父リアルスティール、橋口）は、８月２７日の新潟５Ｒ（芝１８００メートル）に坂井でデビュー。リリーバローズ（牝、父ルーラーシップ、寺島）は８月２８日の小倉５Ｒ（牝・芝１８００メートル）、僚馬のキープアドーラブル（牝、父ロードカナロア）は、８月２７日の新潟６Ｒ（牝・芝１６００メートル）でデビューを予定している。

　〈美浦〉３日の福島で新馬勝ちしたフロムナウオン（牡、手塚）は、夏を休養に充て、サウジアラビアＲＣ（１０月８日・東京、芝１６００メートル）から始動する。僚馬で、近親に１２年シリウスＳ覇者ナイスミーチューがいるテンカノギジン（牡、父エピファネイア）は、９月４日の新潟５Ｒ（芝１８００メートル）のデビューが目標。「走りそうだよ。やる気もあっていいね」と手塚師。

　１６年フェアリーＳ覇者ビービーバーレルの２番子イージーオンミー（牝、父ダイワメジャー、中舘）は、８月の新潟デビューを目指す。「いい雰囲気。芝１８００メートル戦から使いたい」と中舘師。

　〈函館〉尾花栗毛が美しいピュアゴールド（牝、父スクリーンヒーロー、栗東・小崎）は、８月１３日の札幌５Ｒ（牝・芝１５００メートル）でデビュー予定。２８日には函館Ｗで５Ｆ７１秒５－４０秒８－１３秒０をマークした。「小柄な牝馬ですが、細くはなくコンパクトな体形。やるごとに良くなっていますし、気持ちも前向きです」と上垣内助手。