「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２１日）

　〈栗東〉サフラン賞を勝ったレッドアネモス（牝、友道）は、戸崎圭との新コンビで阪神ＪＦ（１２月９日・阪神、芝１６００メートル）に向かう。僚馬でアルテミスＳ２着のビーチサンバ（牝）も、福永との新タッグで参戦予定。４日の京都新馬を勝ったサヴォワールエメ（牝）、東京で新馬勝ちした名牝ウオッカの子タニノミッション（牝、中竹）も、浜中とのコンビで登録する。秋明菊賞を勝ったローゼンクリーガー（牝、高橋亮）も、予定通り同レースへ。京王杯２歳Ｓ２着のアウィルアウェイ（牝、高野）は、球節に腫りができたため回避。放牧へ。「重いものではないけど、無理せずに様子を見てやっていきたい」と師。

　１７日の福島未勝利を勝ったレターオンザサンド（牡、藤岡）はエリカ賞（１２月８日・阪神、芝２０００メートル）を視野に。同日の福島未勝利を制したカレンソナーレ（牝、松永幹）は、つわぶき賞（１２月９日・中京、芝１４００メートル）へ向かう。

　〈美浦〉阪神ＪＦを目指すアルテミスＳの覇者シェーングランツ（牝、藤沢和）が、Ｗで２週前追い切りを行った。４Ｆ５４秒０－４０秒０－１２秒９のタイムで、僚馬に先行併入。「調教でだいぶ前向きさが出てきたし、随分良くなった」と師は目を細めた。

　１０月１３日の東京で新馬勝ちを決めたパッシングスルー（牝、黒岩）は、シンザン記念（１月６日・京都、芝１６００メートル）を視野に入れる。