「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（９日）

　〈栗東〉上がり３Ｆ３２秒６の上がりを繰り出し、７月に中京の新馬戦を制したワグネリアン（牡、友道）は、引き続き福永で野路菊Ｓ（９月１６日・阪神、芝１８００メートル）に向かう。６日に小倉で初勝利を挙げたガゼボ（牡、斉藤崇）、ダリア賞３着のニシノベースマン（牡、森）は放牧へ。

　モズスーパーフレア（牝、父スパイツタウン、音無）は１９日の小倉５Ｒ（芝１２００メートル）で松若を背にデビューを予定。９日に栗東坂路で４Ｆ５２秒８－１２秒４をマークした。「千二の適性がどうかだけど、いいと思う。面白いと思うよ」と音無師。

　〈美浦〉７月の福島で初陣Ｖを飾ったルリハリ（牝、萱野）の次走は小倉２歳Ｓ（９月３日・小倉、芝１２００メートル）を予定。ダリア賞５着のスプリングマン（牡、黒岩）はアスター賞（９月９日・中山、芝１６００メートル）へ向かう。

　新種牡馬へニーヒューズ産駒プタハ（牡、斎藤誠）に、師は「走りが大きくて大物感がある」と好感触。新潟開催の後半か９月の中山でデビューを予定。

　〈函館〉今夏屈指の好カードとなりそうな２０日の札幌５Ｒ（芝１８００メートル）でデビューを目指していたダイワメモリー（牝、父ノヴェリスト、美浦・国枝）だが、「来週はまだ早いかな。美浦トレセンへ持って行くつもり」と師。母にＧ１４勝馬ダイワスカーレットを持つ良血の初陣は、秋の中山となりそうだ。僚馬のダノングレース（牝、父ディープインパクト）は、１５年当歳セレクトセールで７６００万円（税抜き）。１９日の札幌５Ｒ（芝１５００メートル）に蛯名で出走する。「４３０キロくらい。切れそうな感じだね。いい動きを見せている」と師。

　〈札幌〉５日の札幌新馬戦を制したサフランブーケ（牝、北出）は、すずらん賞（９月３日・札幌、芝１２００メートル）へ。