「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（１日）

　〈栗東〉７月３０日の小倉新馬戦を制したコウエイユキチャン（牡、山内）は、ひまわり賞（２６日・小倉、芝１２００メートル）に向かう。７月２９日に小倉で初勝利を挙げたナムラアッパレ（牡、目野）は、小倉２歳Ｓ（９月３日・小倉、芝１２００メートル）へ。同レースには、６月に阪神で新馬勝ちしたヴァイザー（牡、高橋亮）も向かう。「来週ぐらいに帰厩する。休ませて体つきが良くなっている」と師。

　〈美浦〉７月２３日に福島で新馬戦を勝ち上がったスターリバー（牝、萱野）。当初は次走に札幌２歳Ｓ（９月２日・札幌、芝１８００メートル）を予定していたが、コスモス賞（１２日・札幌、芝１８００メートル）に出走する公算が大きくなった。僚馬で７月３０日の新潟新馬戦を制したルリハリ（牝）は新潟２歳Ｓ（月２７日・新潟、芝１６００メートル）を検討。７月２９日の新潟未勝利を７馬身差で圧勝したシャインカメリア（牝、小野）は連闘でのダリア賞（５日・新潟、芝１４００メートル）参戦に前向き。その後はすずらん賞（９月３日・札幌、芝１２００メートル）を見据える。

　〈札幌〉７月３０日の札幌でデビュー勝ちを決めた今年のダービー馬レイデオロの全弟レイエンダ（牡、美浦・藤沢和）は、２日に北海道安平町のノーザンファーム早来へ放牧。次戦は未定だが、師は「（秋の）東京ぐらいがいいんじゃないか」と見通しを語った。僚馬で７月２９日の札幌で新馬勝ちしたタワーオブロンドン（牡）は、クローバー賞（２０日・札幌、芝１５００メートル）で連勝を目指す。また、重賞３勝馬バウンスシャッセの半弟フラットレー（牡、父ハーツクライ）が、７月２９日に函館から札幌入り。１３日の札幌５Ｒ（芝１８００メートル）でデビュー予定だ。「牧場でも評判が良かったが、いい動きをするね。兄姉とはタイプが違うけど、能力は高そう」と師。鞍上はルメール。