「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（６日）

　〈栗東〉４日の阪神新馬戦を制したヴァイザー（牡、栗東・高橋亮）は放牧へ。「走ってくれたね。まだ伸びしろはある。夏に使うなら小倉かな」と師は見通しを語った。新種牡馬、エイシンフラッシュ産駒のベイブリッジ（牡、栗東・橋口）は、７月２日の中京６Ｒ（芝１４００メートル）に武豊とのコンビでデビュー予定。「仕上がりが早くて、スピードがありそう。気性も前向き」と師は好感触を口にした。

　〈美浦〉アドマイヤジャパン産駒のロードジパング（牡、菊川）はクロッカスＳを勝ったタイムトリップの半弟。師は「兄とはタイプが違いますが、素軽い動きをします」と好感触を伝える。７月１６日の福島５Ｒ（芝１８００メートル）でデビュー予定。

　ダービー馬レイデオロの全弟・レイエンダ（牡、父キングカメハメハ、藤沢和）は１日に美浦に入厩し、既に運動を開始している。千島助手は「兄の同時期と比較して、同じくらいしっかりしていますね。いいモノを持っています」と素質を評価した。