【地方競馬】セキフウが3連勝で兵庫ジュニアグランプリを制す 次走は全日本2歳優駿を視野に

 「兵庫ジュニアグランプリ・Jpn2」(25日、園田競馬)

 道中3番手で追走した2番人気のセキフウが、5番手から直線外へ出して伸びた1番人気のコンバスチョンとの直線半ばからのマッチレースを首差制して優勝。3連勝で重賞初制覇を成し遂げた。3着には2番手から粘った5番人気のプライルードが入り、逃げた地元馬・バウチェイサーが4着と健闘した。

 3連勝でセキフウが重賞覇者となった。レースは、地元のバウチェイサーが主導権を握り、番手に大井のプライルード、JRAのセキフウが3番手、1番人気のコンバスチョンは手応え十分の5番手で追走。淡々と進んだが、3角過ぎからその4頭での争いとなり、直線でいったん進路が狭くなったセキフウが、それでも最後まで力強く伸びてコンバスチョンとの競り合いを制した。

 「3~4角で少しズブくなって後ろになってしまったが、内があいた瞬間に、いい脚を使ってくれました。乗るたびにどんどん良くなっているし、賢い馬です」とMデムーロは相棒を笑顔で賞賛した。

 勝利を見届けた武幸師は「様子を見て、行けるなら川崎(全日本2歳優駿・Jpn1、12月15日)へ。まだ(馬が)幼いからいろいろ勉強して頑張ってほしい」と、今後の展望を示した。完成途上でもパワフルな差し切り勝ちを演じ、今後の成長に期待が高まる。

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