【報知オールスターカップ】タービランスが三度目の正直で制覇 断然1番人気に応えて完勝

 直線で抜け出して報知オールスターカップを制したタービランス(右)=撮影・持木克友
 ついに報知オールスターカップを制したタービランス(撮影・持木克友)
 報知オールスターカップを制したタービランスと水野貴師と握手を交わす笹川翼(左)=撮影・持木克友
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 「報知オールスターカップ・S3」(3日、川崎)

 開催3日目の10Rで行われ、断然の1番人気に支持されたタービランスが、三度目の正直で制覇し、重賞6勝目を挙げた。道中は好位追走から、直線早めに抜け出しての完勝だった。1馬身2分の1差の2着に3番人気のマンガンが追い込み、4番人気の11歳馬サウンドトゥルーが3着に入った。なお、優勝馬は「第70回川崎記念・Jpn1」(1月27日、川崎)と「第66回ダイオライト記念・Jpn2」(3月17日、船橋)の優先出走権を獲得した。

 悔しさを晴らした。このレースで2年連続鼻差負けを喫していたタービランスが、文句なしの横綱相撲で“三度目の正直”を果たした。

 道中は好位をスムーズに追走。2周目の向正面から徐々にポジションを上げて、4角では逃げるシャイニングアカリを射程圏に入れる。直線半ばでとらえて先頭に立つと、そのまま力強く押し切った。

 笹川翼は「抜け出してフワッとするかなと思っていたが、それを見せなかった。ほぼ思った通りにレースを進めることができました」としてやったりの表情を浮かべた。

 南関東の今年最初の重賞をゲット。管理する水野貴師は「8歳馬でも全然若いので、まだまだ活躍できると思います。川崎記念に行ければ中央馬相手に頑張りたい」と今後の展望を語った。

 マンガン(2着)「勝ち馬には届かなかったが、さすがの切れ味。道中は不利もなく、展開も向いた」(吉原寛)

 サウンドトゥルー(3着)「内枠なので少し出していって、ずっと勝ち馬の後ろ。離されたけど、11歳だからすごい」(本田重)

 シャイニングアカリ(4着)「斤量も枠も良かったので、作戦通りの競馬。よく頑張ってる」(御神本訓)

 ショートストーリー(5着)「高知が右回りなので、左回りはややぎこちなかった。それでもよく走ってるし、長距離なら南関東馬相手でも」(赤岡修)

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