【地方競馬】アランバローズがハイセイコー記念V デビューから4連勝で重賞2勝目

 ハイセイコー記念を制したアランバローズ=大井競馬場(撮影・持木克友)
ハイセイコー記念を制したアランバローズと関係者=大井競馬場(撮影・持木克友)
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 「ハイセイコー記念・S1」(17日、大井)

 開催2日目の11Rで行われ、アランバローズがデビューから4戦4勝で重賞2勝目を飾った。道中2番手を追走した3番人気は、4角で早めに先頭に立って押し切った。1番人気のランリョウオーが1馬身2分の1差で2着に食い込み、逃げた4番人気のジョーロノが3着に粘った。なお、優勝馬は「第71回全日本2歳優駿・Jpn1」(12月16日、川崎)の優先出走権を獲得した。

 左海誠は「2番手に控えた段階でちょっと行きたがった。1、2コーナーは苦戦したが、向正面の立ち上がりで抜けてくれた。僕より馬の方が競馬を知っている」と評価した。

 初のマイル戦への対応がポイントだったが、しっかりと克服して4戦負けなし。今回の勝利で全日本2歳優駿への優先出走権を獲得した。次走について林正人師は「当初より選択肢は広がった。そこ(全日本2歳優駿)も含めてオーナーと相談したいと思います」と見通しを語った。

  ◇  ◇

 ランリョウオー(2着)「かなりいい位置につけられたが、前の馬に残られるとは思わなかった。悔しい」(本橋孝)

 ジョーロノ(3着)「楽にいいペースで行けたが、最後の頑張りがもう一つ。初コース、初の右回りで、いい経験になったのでは」(森泰斗)

 フォルメッシ(4着)「前走でイメージしていたように、ペースを変えられない馬。まだ体ができてないし、良くなるのはまだ先だろう」(石崎駿)

 マカベウス(5着)「3コーナーで他馬に張られたのが痛かった。勝った馬は強いし、前残りの競馬になってしまった」(本田重)

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