【地方競馬】サルサディオーネが報知グランプリカップV ミシェルは競走除外
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「報知グランプリカップ・S3」(12日、船橋)
開催3日目の11Rで行われ、5番人気のサルサディオーネが逃げ切って重賞初制覇を成し遂げた。2着は1番人気のタービランス、3着には3番人気のヤマノファイトが入った。なお、ミカエル・ミシェルが騎乗予定だったオールブラッシュは競走除外となった。
JRAから転入2戦目のサルサディオーネが、乗り慣れている岩田康の手綱で気分良く逃げ切った。大外枠から果敢にハナを切って、あとはマイペース。昨年の覇者で1番人気のタービランス以下を完封した。
この日は10RにJRA交流戦が組まれていて、馬の癖を知り尽くしていた岩田康を確保できたのが大きな勝因。「思い切って行こうと考えていたし、馬は落ち着いて走ってくれたね」と、ベテランは満足げに振りかえった。
2回目の重賞騎乗を逃したミシェルは、この日も未勝利。それでも、持ち前のポジティブさで「今日は勝てなかったけど、ミスがあったわけではないので仕方ない。明日は1つといわず、2勝も3勝もしたい」と気持ちを切り替えていた。