【地方競馬】ゴールドビルダーがハイセイコー記念V 末脚爆発で重賞初制覇

 鋭い末脚を発揮して重賞初制覇のゴールドビルダー(左)=撮影・持木克友
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 「ハイセイコー記念・S2」(13日、大井)

 開催3日目の11Rで行われ、2番人気のゴールドビルダーが重賞初制覇を果たした。好位の内ラチ沿いから進出し、直線で早めに抜け出した。2着は4番人気のストーミーデイ、3着には7番人気のチョウライリンが入った。なお、1着馬は「第70回全日本2歳優駿・Jpn1」(12月18日、川崎)の優先出走権を獲得した。

 レース内容は文句なし。逃げるフォルワールド、ストーミーデイ、それを追うブリッグオドーンを見るように、内ラチ沿いで4番手に付けると、3角で外へ進出。4角を回って先頭に躍り出たストーミーデイに、残り200メートルの標識を過ぎて並びかけると力強く伸びた。「来年につながるようなレースをする気持ちで乗った。距離が伸びるにあたって、いかにリラックスして走れるかを重視した」と鞍上の森泰斗は将来を見据えたうえで勝利を手にした。

 同厩舎のハセノパイロは、ここを勝って翌年の東京ダービー制覇につなげた。もちろん、ビルダーの夢も膨らむ。佐藤賢師は「状態を見てからだけど、南関東代表として出走したい」と、次走の全日本2歳優駿へ照準。翌春の主役を目指して、まずは2歳王者の称号を狙う。

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