【地方競馬】スティローザが重賞初制覇 絶好スタートから圧逃
「園田プリンセスカップ」(26日、園田)
1番人気に支持された船橋からの遠征馬・スティローザが好発から主導権を握り、そのまま押し切って重賞初制覇。2着には好位から伸びた6番人気のホッカイドウ競馬・テーオーブルベリーが入り、好位から粘り込んだ8番人気の地元馬・ステラモナークが3着に入った。
南関東競馬ではおなじみのタイガースメンコが、甲子園球場のそばにある園田競馬場で躍動した。船橋競馬のスティローザが絶好のスタートを決めると、道中は他馬の厳しいマークをしのぎ、直線で突き放す完勝劇を演じて見せた。
「スタートセンスはいいと聞いていたが抜群。道中もずっといい感じで着差以上に余裕がありました」と振り返ったのは鞍上の重賞優勝請負人・吉原寛。25日には門別競馬場で仕事。それからの移動だったためハードな日程となったが、初コンビでもきっちりと結果を出した。
勝利を見届けた虎覆面の総帥・矢野義師は「マイナス12キロだったが、入れ込んではいなかったからね。今後はローレル賞(11月19日・川崎)を目標に。グランダムジャパン(2歳シーズン)で好結果を出したいね」と期待を寄せる。南関東に戻ってからも、さらなる活躍が期待できそうだ。