【地方競馬】ナガタブラックが優駿スプリントV 鞍上の伊藤裕ととも重賞初制覇

 「優駿スプリント・S2」(25日、大井)

 開催2日目の11Rで行われ、6番人気のナガタブラックが重賞初制覇。好位追走から直線で一気に抜け出した。鞍上の伊藤裕もデビュー11年目で重賞初V。岩本洋厩舎は東京ダービーに続く重賞勝利となった。

 2番人気のロイヤルビクトリーが差して2着、逃げた10番人気のトーセンボルガが3着に粘った。

 なお、1着馬は「第9回習志野きらっとスプリント・S2」(7月17日・船橋)、1、2着馬は「第26回アフター5スター賞・S3」(8月28日・大井)の優先出走権を獲得した。

 スプリント能力を発揮したナガタブラックが、南関東3歳短距離王の座についた。手綱を取った伊藤裕は「素直にうれしいです。前走、古馬相手に内容のいい勝利だったので、チャンスはあるかなと思っていた」と人馬ともに重賞初制覇を果たし、喜びをかみしめた。

 スタートを決めて4、5番手を追走。3角過ぎから進出し、4角では前団に取りつく。直線半ばで逃げ込みを図るトーセンボルガをとらえて退けると、そのまま押し切った。

 「差す競馬を覚えてくれて、レースを安心して見ていられる。いい方に向いているので喜んでいます」と指揮官。東京ダービー(ヒカリオーソ)に続く重賞制覇に、岩本洋師は笑顔が絶えなかった。短距離界の新星は今後、アフター5スター賞を視野に調整される。

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