【地方競馬】禁止薬物陽性馬の影響で22日の盛岡競馬は取りやめ
岩手県競馬組合は20日、22日の盛岡競馬の開催を取りやめにすると発表した。
7月29日の盛岡競馬4Rで2位に入線したスターズレディ(牝5歳、水沢・三野宮通厩舎)、9月10日の水沢競馬10Rで2位に入線したウバトーバン(牝4歳、水沢・高橋純厩舎)の2頭から禁止薬物のボルデノンが検出され、いずれも失格処分となった。
同組合では競馬の公正を確保するために、23日以降の出走予定馬全頭に禁止薬物(ボルデノン)の事前検査を実施。22日の出走予定馬については、事前の検査に必要な期間の確保が困難で検査を行うことができないため、同日の開催を取りやめにした。10月7日ごろまでに検査を終了する予定で、陽性反応が確認された場合には競走除外の措置となる。
同競馬組合は「警察の捜査中でもあり、異例の事前検査を行いました」とコメントした。