【地方競馬】ヒガシウィルウィンが復活V サンタアニタトロフィー制覇

 サンタアニタトロフィーを制したヒガシウィルウィン(左)=大井競馬場
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 「サンタアニタトロフィー・S3」(1日、大井)

 1番人気のヒガシウィルウィンがトップハンデを克服して完勝。2馬身差の2着に2016年の東京ダービー馬で2番人気のバルダッサーレが食い込み、逃げた11番人気のニシノラピートが3着に粘った。

  昨年の南関東2冠馬が完全復活をアピールする圧勝劇を見せた。トップハンデの斤量59キロ、初めての大井内回りコースで大外枠。手綱を取った森泰斗が「かなり心配していた」と振り返るマイナス材料を、すべて振り払う横綱相撲だった。

 道中は、逃げるニシノラピートと、昨年の覇者ゴーディーを見ながらの先行策。3コーナーでは早くも仕掛けて2番手に上がり、直線は粘るニシノラピートをゴール前100メートルで捕らえた。

 「この馬の底力に改めて驚いています。なかなか結果が出なかったけど、やっと調子が戻ってきました」と鞍上。管理する佐藤賢師は「状態は良かったし、この馬の力を信じてました」とホッとした表情。この秋は「JRA馬と対等に戦えるように」と交流グレードレースでの活躍を期待していた。

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