【松山競輪】初日2Rで先行した下条未悠 誰が相手でも果敢な走りを披露だ
「ミッドナイト競輪・チャリロト杯in松山・F2」(21日、松山)
富山県で初のガールズケイリンレーサーとなった下条未悠(20)=富山・118期・L1。デビュー当時から先行、まくりを中心に戦っている。
師匠は叔父の表大暁(富山)。しばらくA級でくすぶっていたが、下条を弟子に取ってからは自身の成績も上昇。今期(7~12月)からは16年6カ月ぶりにS級へ返り咲いた。
今場所初日(20日)の下条は2Rに登場。断然人気で女王として君臨する児玉碧衣(福岡)を相手に、打鐘4角3番手から始動し、最終ホームから果敢に風を切って先行。児玉にまくられてしまい、周回中から児玉に続いていた野口諭実可(大分)にも先着を許したが、3着には踏ん張った。
2日目(21日)は1Rに登場。ガールズコレクションで優勝したことのある山原さくら(高知)が強敵で、林真奈美(福岡)に野口とクセ者ぞろい。それでも下条はひるむことなく果敢に踏み上げるはず。ゴール前まで粘りに粘って、決勝進出への切符をつかむ。