【向日町G3】準決一番乗りの林慶次郎「人生2回目の記念準決へ気合入れて」

 「平安賞・G3」(9月1日、向日町)

 人気のラインを力でねじ伏せて準決勝進出一番乗りを決めた林慶次郎(26)=福岡・111期・S2。2日目6Rは蕗沢鴻太郎(群馬)-和田圭-尾形鉄馬(ともに宮城)の東日本ラインが人気の中心。蕗沢が正攻法で林は後ろ攻め。林が赤板で上昇するも突っ張られ、再び7番手に落ち着いたが、打鐘4角から一気のスパート。後位の山口敦也(佐賀)が離れ、単騎での攻めになったが、合わせて踏み込んだ蕗沢を乗り越えてそのまま押し切った。

 「踏み出しはよかったけど、蕗沢さんもいいダッシュ。合わされたかと思ったけど、頑張った」と汗をぬぐった。

 九州勢の主力であった山田英明(佐賀)が初日特選で失格。中川誠一郎(熊本)も2日目以降を欠場し、九州勢にあまりいい流れがない状況で奮闘。林以降に走った九州勢にいい流れを持ち込んだ。「人生2回目の記念準決。気合を入れて臨む」と21年10月の熊本記念(久留米代替開催)以来となる記念の準決勝。初のファイナル進出へ向け準決10Rも果敢なレースを見せる。

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