【ジャパンC馬体診断】ハーツイストワール
「ジャパンC・G1」(27日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ハーツイストワール C】背中、腹が長くシャープなつくり。その影響もあって、腰高でトモの緩さが目立ち、後ろに流れるような後肢のバランス。肩回りの筋力の発達に比べると、腰やトモはまだまだビルドアップできそうだ。
この立ち姿を見る限りでは、表情も硬くピリピリとした雰囲気が伝わってくる。さすがにG1でこの強力なメンバーに入ると、やや迫力不足は否めない。(馬サブロー美浦・佐野裕樹)
〈1週前追い切り診断〉20日に美浦坂路で4F56秒8-41秒6-13秒2(馬なり)。前走の疲労を感じさせない動きで、リーゼノアール(2歳未勝利)と併入した。レース間隔が詰まっているだけに、あとは直前の追い切りで態勢は整いそうだ。