【菊花賞馬体診断】サトノフラッグ
「菊花賞・G1」(25日・京都)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【サトノフラッグ B】
分厚い皮膚のつくりもあって、ややコロンとしたシルエットに映っていた今春。首回りは適度な肉付きだが、お腹周りは引き締まっており、バランスが良化している。
窮屈さがなくなってきたことで後肢の可動域も広がり、セントライト記念のパドック時では広い歩幅で気分良く歩けていたのも印象的。キリッとした目で、表情も大人になってきている。
(馬サブロー美浦・石堂道生)
〈1週前追い切り診断〉美浦Wで5F64秒2-36秒3-12秒6(馬なり)。アンティシペイト、ダノングロワールの2頭を追いかける意欲的な攻め。直線で内に潜ると重心がグッと沈んで迫力のフットワーク。走る気に満ちあふれ、いくらでも動きそうな勢い。時計も文句なしで良化は著しい。