「高松宮記念・Ｇ１」（２９日・中京）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹（美浦）、竹原伸介（栗東）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｄ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【タワーオブロンドン　Ｂ】

　やや短めの前脚を肩の筋肉量でカバー。厚みのある首差しとのバランスが、うまく取れている。あばらをうっすら見せる腹回りに、力がギュッと詰まったトモの張りは、前哨戦と比べての良化は歴然。気の強い表情は相変わらずだが、１度使ってガス抜きもできただろう。（馬サブロー美浦・佐野裕樹）

　〈１週前追い切り診断〉美浦Ｗで５Ｆ７０秒５－１３秒７（馬なり）。前走後の初時計。抑え込めなかった前回の直前追いとは違って、うまく息が入った。体がしっかりと動いて、活気十分。引き続きいい状態だ。