フェブラリーS馬体診断ワイドファラオ

 「フェブラリーS・G1」(23日・東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ワイドファラオ B】

 昨夏の休養後の4戦は、ダート馬らしい迫力満点の体つきをしていたが結果が出なかった。今回は一見、芝向きに思えるほどスラッとした体形をしているが、昨春の重賞を2勝した当時の馬体に戻った印象。まだ4歳で断定するのは早計かもしれないが、この体つきが本来の姿かもしれない。肩や前腕部、下腿(かたい)の血管が浮き出ており、皮膚の薄さがうかがえる。冬場の時季としては毛ヅヤも良好だ。もう少し馬体に張りが増せばさらに評価は高くなるが、それは欲張り過ぎかも。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F53秒2-38秒5-12秒1(G強め)。気負うことなくスイスイと登坂。ゴール前で気合をつけられると、グンとひと伸びを見せた。状態は良好だ。

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