【チャンピオンズC馬体診断】ゴールドドリーム

 「チャンピオンズC・G1」(2日、中京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、チャンピオンズCに出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ゴールドドリーム 評価A】

 以前の馬体診断の際に、胴の長さからマイルが適距離と書いた。ただ今回は当時よりも胴を長く見せており、この体形ならマイル~2000メートルまでの距離に対応が可能だろう。

 発達した前駆の筋肉は変わらない一方、首回りが太くなり、トモ高の体形だったのが体高の方が高くなった。馬体重こそ大きく変わらないものの、大人になって馬体が完成した印象を受ける。

 500キロを優に超える大型馬ながら、馬体が細身に感じるのはこの馬が好調時に見せるもの。状態は申し分ない。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F80秒5-38秒1-11秒8(強め)。6Fから好ラップを刻み、ラストも余力残しで鋭い伸び脚を披露した。今までコース追いを併用することはあっても、2週続けてCWで追われるというのは初の試み。体調がいい証しと言えるだろう。

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