【大阪杯馬体診断】サクラアンプルール
「大阪杯・G1」(4月2日、阪神)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、今年からG1に昇格した大阪杯に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【サクラアンプルール=評価C】
シャープに見せるフォルムではあるが、筋肉量のバランスもほどよく取れており、レースを重ねても見た目に消耗は感じられない。首の位置がやや上寄りで、前傾がしっかりとしている瞬発力型のつくり。太く短い首差しな分、回転の利いたピッチ走法が特徴でもある。
折り合いに難がなく、ある程度の融通は利くタイプではあるが、個人的にはマイルぐらいが良さそうな印象を持つ。順調に使えるようになったことからも体質と地力強化は確かだが、総合力を問われる流れになった場合はまだ疑問符が付く。(馬サブロー美浦・石堂道生)
〈1週前追い切り診断〉美浦Wで4F53秒3-39秒5-13秒4(馬なり)。直線で馬体を並べると、うなるような勢いのまま一直線の伸び脚。馬体もふっくらと見せており、好調をがっちりとキープ。