【高松宮記念馬体診断】シュウジ

 「高松宮記念・G1」(26日、中京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、高松宮記念に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【シュウジ 評価=B】

 首差しが太く寸詰まりで筋肉隆々の体形。いかにもスプリンターというシルエットが、この馬のあるべき姿かと判断していた。しかし今回は、前走の阪急杯に比べると皮膚の厚ぼったさがなくなりだいぶシャープな体つきになっている。

 体重の変動が大きいタイプ。それによって醸し出す雰囲気が違ってくるのがやっかいだが、実戦での結果を踏まえると今回の姿形はプラスと捉えていいだろう。

 臀部(でんぶ)のボリューム感などは少し物足りないためB評価としたが、この姿形なら時計が速くなっても対応できそうだ。あと気になるのは鋭い目つき。気性の激しさは変わらずと言ったところだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉川田を背に栗東坂路で4F51秒2-37秒0-11秒7(一杯)。レッドヴェルサス(4歳1000万下)との併せ馬で4馬身先着。気負うことなくスムーズに折り合い、ラストはスパッと切れた。動きは文句なし。

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