【天皇賞】ラブリーデイ

 「天皇賞(秋)・G1」(11月1日、東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、秋の古馬中距離王決定戦の出走予定馬をA~D評価しました。週末予想の参考にぜひ、どうぞ!

 【ラブリーデイ=評価A】

 太い首差しとボリューム感満点の前腕。そしてそれに見合う、パンパンに膨らんだトモ…姿形からは2000メートルあたりがベストに思えてならない。

 1週前追い切り前の撮影で、なおかつ頭を起こした立ち姿のため寸が詰まって重く映るが、これは池江厩舎の写真撮影時のパターン。きちんとケイコを消化して寸分の狂いもない仕上げが施され、前走の京都大賞典(1着)以上の状態で出走できそうだ。乱ペースにならない限り、能力を発揮できる。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F56秒1-40秒7-12秒4(馬なり)。休み明けを好走した反動はなく、元気いっぱい。馬体の張りも上々で出来はさらに上向いている印象を受ける。

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