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【ボート】令和でも現役で活躍する70代レーサー

古希レーサーの高橋二朗
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 「ボート記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 ボート界には70代の現役レーサーが存在する。登録番号2014の高塚清一(72)=静岡・20期・B1=と、2538の高橋二朗(70)=東京・32期・B1=の2人だ。

 高塚の初出走は1965(昭和40)年11月の浜名湖、高橋の初出走は1971(昭和46)年11月の平和島。昭和からバリバリ活躍し、平成を越えて、選手生活は令和の時代にまで突入した。驚くのは、2人とも今年に入って優出していること。高塚は2月の戸田、高橋は4月の平和島でベスト6入りを果たした。

 ちょうど、高橋が優出した平和島を取材していたが、感じたことは、レースをすごく楽しんでいるということ。この節は6位で予選を通過すると、準優2着で優出。5号艇で臨む優勝戦に向けて「伸びがなかなか付かないけど、直線が来れば、さらに伸びる選手を内に入れて、あえて6コースへ行くかもしれないよ」と大胆に予告し、進入の駆け引きを忘れなかった。

 実際には、前付けで2コース進入。結果は4着だったが、1周2Mでは差して2番手に浮上する見せ場もつくった。もちろん、エンジンの素性も良かったが、機力を引き出せていたのは、後輩からヒントをもらうなど貪欲な調整の結果だった。

 ボート界には71歳2カ月で優勝した加藤峻二(引退)の大記録がある。2013年3月に戸田で達成された公営競技史上でも最年長の偉業。今後も高塚と高橋が現役を続ければ、この記録を超える可能性がある。どうか、できるだけ長く現役を続けて、令和の時代に伝説をつくってほしいと期待する。(関東ボート担当・岡 浩司)

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