恵良琴美 SGで男子レーサーと互角に渡り合いたい

 【第2回】恵良琴美(18)=福岡・135期=

 1月12日。多摩川で開催の「ヴィーナスシリーズ」3日目6R。4コースからの差しで、デビューから229走目でうれしい初1着を飾った18歳の恵良琴美。

 「3、4歳のころに、親にレース場に連れて行ってもらった時に『あれ(ボート)に乗りたい』と言っていたみたいです」と物心がつく前からボートレーサーを目指して?いた。さらに「小学生の絵のコンクールでもボートの絵ばかりでしたね」と思いは強くなるばかり。「(中3の3月に)ボートレーサー養成所の試験を受けるときに、親が倍率を見てビックリして『高校も受けておきなさい』と言われ、高校受験もしたけど、養成所試験を一発合格したので3カ月で辞めました」とあっさりと難関を突破した。

 養成所時代は「いざ合格し、入所してからはおびえてましたね。ただ、あそこまで厳しくしてもらったことが本当に良かったなと今では思っています」と、厳しい養成所時代を振り返った。「決めたことは必ず成し遂げる。そのためには努力は惜しまない」が信条だ。

 ついに初1着を飾ったが「これは通過点で、一つハードルを越えただけ。まだまだ満足していないし、もっともっと越えていきたい」と目指す高みは、はるかかなただ。

 「SGで男子レーサーと互角に渡り合う強くてカッコイイ女性になりたい」というのが理想のレーサー像。「憧れは、師匠の江夏満さんと、若くしてレーサーになられた同じ支部の渡辺優美さんです。私と同じ、若くして(中学卒業、即)レーサーになられて強くなっているので、渡辺さんが切り開いた道を後ろから歩いている状態です。いつか追いついて、SGやクイーンズクライマックスで一緒に走りたいです」と目を輝かせた。

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