【第２３９回】高田綾（４０）＝福岡・１１０期＝

　昨年９月の津で１年６カ月ぶりに産休から復帰した高田。復帰から約１年がたったが「復帰した時はペラの形や雰囲気が変わっていて止める感じが主流になっていた。その調整に苦戦しました。私は合わせるのが上手ではない上に、どんどん季節も変わるし大変でしたね」と四苦八苦。「しかもレース場によって調整の方向も違う。まあこれは永遠の課題なんですけどね。早めに許容範囲に持って行けるように努力している最中です」と奮闘している。その中でも「最近は結果が少し出るようになってきました」とニッコリ。ここからの活躍に期待だ。

　復帰と同時にヘルメットも新しいものに変わった。今回はトレードマークだった“おかめインコ”がなくなっていたのは寂しいが、その代わりに「かわいくて仕方がないんです」と話す子供をイラストにしたシールが新たに加わった。「子供のシールは、旦那のお兄ちゃんがデザインしてくれました。全体はネットでスマホケースを検索して参考にした。カーボンなので色を付けると重くなるなぁ～と思いながらもサーモンピンクがかわい過ぎてこれにしました。ちなみにそのスマホケースがかわいかったので今は買って使ってます」と一目ぼれしてしまった。「全体にインパクトがあるしピンクは大好きな色なので本当に気にいってます」とレース前にはヘルメットを見て“頑張るぞ”って気合を入れているそうだ。

　子供も２歳になり「ものすごく動き回る元気な子です。レース場に入ると早く帰って会いたくて。お気に入りのお土産を買って帰るために頑張ります」とかわいい息子のためにママは頑張っています。