黒沢めぐみ ヘルメットの傷の数が成長の証

 ヘルメットを抱える黒沢めぐみ
2枚

 【第150回】黒沢めぐみ(32)=東京・113期=

 開口一番、「実はあまり今のデザインは気に入ってないんです」と苦笑いの黒沢。「こんなので良ければ」と取材に応じてくれた。「自分は目立たない色が好きなので、せめてヘルメットだけでも目立つ色を使おうと思ってレインボーにしたけど、もっと全体に入れても良かったですね。ニコちゃんマークもなんとなく入れただけです」と話す。

 だが、3年間使用してきたヘルメットには思い出がたくさん詰まっている。「共に選手生命が懸かった勝負駆けを乗り越えてくれたんで…」。一時期は“4期通算勝率”でクビの危機に面していたが、努力が実り見事に克服。今は5・27まで勝率を伸ばしている。「やっぱり愛着は湧きます。自分は事故も多いから、何度も“この子”には守ってもらいました。この3年間、たくさん水につけてしまいましたね」とヘルメットをいとおしく見つめた。

 ヘルメットは基本が黒地で傷が目立つ。だが、その傷も1つ1つが成長の証しとして光っているように見えた。「これからは、これぞ黒沢だって言ってもらえるようなレースができるように努力したいです」。

 現在のヘルメットの使用期限は今年の11月末まで。「少しさみしいですね。使い終わったら、家で大切に保管します。次のデザインはある程度決まっていますよ。まぁそれはできてからのお楽しみで。またこのコーナーで取り上げてください」。次の掲載時には、より成長した姿を見せてくれるはずだ。

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