珍事!セ規定到達打者わずか16人 直近5年平均よりも10人マイナス 評論家が分析した2つのポイントとは「監督が試行錯誤している」

 プロ野球は5月26日から交流戦に突入する。セ・リーグは広島が44試合、他5球団が46試合を消化しているが、規定打席到達者が16人という異例の少なさとなっている。

 パ・リーグの27人と比較すると11人少ない。セ・リーグの最近5年間の5月25日時点の平均は26人だが、こちらと比較しても10人少ない。

 今季規定打席に到達している16人の内訳を見ると、首位・阪神が4人で一番多い。2位・ヤクルト、3位・巨人、4位・DeNAは2人。5位・広島、6位・中日は3人となっている。

 ここまで少ないのは、なぜなのだろうか。1つは離脱者の多さだろう。阪神は近本、DeNAは牧、筒香、巨人は吉川、泉口、広島は秋山、ヤクルトは長岡ら主力選手がケガや疲労で離脱中であったり、離脱や出遅れだったりを経験している。

 もう1つ理由として考えられるのが、打線が固定されていないことだ。通算2064安打を放ったデイリースポーツ評論家・藤田平氏は「離脱している選手が多いことと、今年はどのチームも打線がコロコロと変わって固定されていないような印象があるよね」と話した。確かに6球団のスタメンを見ると、開幕からここまで同じ打順・ポジションで固定された選手は1人もいない。

 その理由として、同氏は「バッターが結果を出せないから、監督が打順を動かして試行錯誤しているという面もあるだろうしね」と話した。

 セ・リーグでは阪神の佐藤輝が打率・381と圧倒的な数字を残して首位打者に立っている。DeNAの度会が同・316で2位だが、3位以下は打率2割台だ。

 過去に首位打者を獲得した広島の小園は同・230、DeNAの佐野は同・244と実績のある打者も苦しんでいる。軸になる選手の不振で、日替わり打線を組まざるを得ないチームも多いようだ。

 2005年から始まった交流戦の勝ち越しは、パ・リーグが17度、セ・リーグが3度(2020年は開催なし)。セの各打者がパの好投手を相手にどのような対応するかは、注目ポイントとなりそうだ。

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