【第２２回】関野文（２５）＝大阪支部・１１８期＝

　デビュー４年目を迎えた関野は、度胸満点の攻撃力を着実に育み、今期は初のＡ２級昇格を果たした。そんな彼女も、プライベートでは同世代の女性と同じように、美意識を磨く２５歳の乙女。「美容関係はずっとハマってますね」と女子力アップに力を注いでいる。

　中でもお気に入りは「酵素浴」。「おがくずの浴槽に入って、体を温めて汗をいっぱいかきます。基礎体温を上げていくので、リラックスできてスッキリします」と新陳代謝の活性化や、気分転換には効果抜群。「最寄りの駅から少しのところにあるので、２、３日に１回、って結構通ってます」と美容の原動力となっている。

　「ネイルもやってますよ」と女子には欠かせない、爪先のおしゃれにも目線は行き届いている。「（装飾が）ゴチャゴチャしている感じは、すぐに飽きます。めっちゃシンプルで、地爪に見えるくらいの感じが好き」と派手さを求めず、自然なスタイルがお好みの様子。「少しキラキラなラメか、薄いピンクを入れ替えたりします。今はめっちゃお気に入りで、指がきれいに見えますね」と本人イチオシのピンクのネイルを披露。確かに美しく見えます。

　華麗なプライベートとはうって変わり、レースでは、今月中旬に行われたレディースチャンピオン（蒲郡）でＧ１初出場し、ハイレベルのレースを経験した。「悔しい思いはあったけど、学べることが多かったのでいい経験にはなりました」と予選敗退の内容にも前向き。さらに来月には、Ｇ１・ヤングダービー（９月１８～２３日・三国）と新たな大舞台も控える。「ＳだけはＦを１本持っているので気をつけたい。まずは水神祭をしたいですね」と仲間からの祝福を心待ちにする。「今期は調整が合ってなくて苦戦していますが、これも経験ということで」と大きな目がキラリ。関野の活躍に今後も目が離せない。