伊藤玲奈、息子の成長を励みに家庭にレースに奮闘中

 【第14回】伊藤玲奈(26)=福岡支部・111期=

 ママさんレーサーの仲間入りをしレース、家事、育児と奮闘中の伊藤。最近は2歳になった愛息の成長が楽しみで仕方がないようだ。

 夫は109期の後藤隼之(東京)。夫婦レーサーともなれば、やはり子供との時間は自然と少なくなる。「普段はお母さんに預けています。仕事に出かける時は、後追いは少しするけど、すぐに泣きやんでいるとお母さんは言ってました。両親が2人ともレーサーで家にいないことが多いですからね。なるべく人見知りはしないよういろいろと慣れさせてます」とママさんレーサーらしい苦労を話してくれた。

 それだけに一緒にいる時は、たくさんの愛情を注いでいる。「春に暖かくなってきたので公園デビューしました。1時間くらい砂場や遊具で遊びまくってます。最初はケガとか心配してましたが、今は大きなケガでなければ、痛みも分かるしいいかなと思ってます」と厳しさも見せる。

 家では甘いのはお父さんの方で、「パパの方がサッカーしたりしてよく遊んでます。自分は怒り役で、怒るとパパのところに逃げてます。でも最近はママのところにも寄ってきますよ」と母の笑顔を見せていた。

 5月のびわこでのオールレディースでは、節間4勝の活躍で予選を突破。一時の不振からは脱却しつつある。17年1月の大村タイトル戦以来となる2回目の優勝に向けて、家庭に、レースにと頑張る伊藤にこれからも期待したい。

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