【からつG1】山田康二が地元の意地を見せて、勝負駆け成功!「準優でとどまるつもりはない」
「全日本王者決定戦・G1」(8日、からつ)
地元の山田康二(37)=佐賀・102期・A1=が意地を見せた。出走前の7R時点では、準優進出ボーダーが6・40付近まで上がっていたため、1着が欲しいところだった。それに応えるように、3コースから1Mをシャープにまくり差して突き抜けた。「Sからいい展開になりましたね。勝負駆けに関係なく1着を狙って、少し緊張もしたけど、良かったです」と笑みをこぼした。
仕上がりについては「全体的に足りなくて、あって中堅。今のレースは何とかって感じでしたね。一番はターン後期の押しの部分が良くない。ただ、スリット近辺はエンジンの数字を考えれば、満足できるところではあります」と課題はある。それでも「準優でとどまるつもりはないですし、その先を見据えた調整をしていきます」と狙うは69周年以来の頂点だ。
