【ボート】朴康造さんわずか5日で退学

 サッカーの元韓国代表で、5日にボートレーサーを養成するやまと学校(福岡県柳川市・植木通彦校長)に入学した朴康造さん(33)が、9日に自主退学していたことが分かった。同校によると、陸上での訓練中に古傷の右膝が悪化したことが原因という。

 元J2神戸の朴さんはJ1通算209試合で20得点を挙げていたが、親交のあるボートレーサーの魚谷智之、金子龍介の勧めもあって転向を決意した。現役Jリーガーということもあり、特別枠でやまと学校を受験。全国から1641人の応募の中、難関をくぐり抜けた36人(男子28人、女子8人)の1人として5日に同校の第114期生として入学した。順調にいけば1年の訓練を経て、来年5月にデビューする予定だった。

 しかし、Jリーガー時代から右膝を痛めており、今回の訓練で悪化。どうしても痛みが引かないということで、断念することになった。

 自身のブログで「訓練中の怪我により、不本意ではありますが、学校を去らざるをえなくなりました。本当に悔しい気持ちで一杯です。この度、いろんな方にお世話になり、またいろんな方にご迷惑をお掛けしました。自分のボートレーサーとしての人生は絶たれましたが、これからまた新しく何かチャレンジを続けられる人間でいたいです」などとコメントしている。

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