【競輪】S級1班の諸橋愛選手が死去 12日の競走で落車 頸髄損傷による多臓器不全のため
競輪を統括するJKAは22日、奈良競輪で開催されていたG3・平安賞(向日町記念)3日目(12日)11R準決で落車した諸橋愛選手=新潟・79期・S1=が21日午前2時14分に頸髄(けいずい)損傷による多臓器不全のため死去したと発表した。49歳。事故後は奈良市内の病院に緊急搬送されていた。
諸橋さんは1997年4月デビューの79期生。2017年9月に40歳でG2・共同通信社杯(武雄)でビッグレース初優勝を飾った。通算成績は2377走で1着435、2着424、3着351。獲得賞金は9億7018万500円。
競輪では2004年アテネ五輪の自転車男子チームスプリントで銀メダルを獲得した伏見俊昭さんが、今年7月にレース中の事故の影響で今年7月に亡くなった。
木戸寛JKA会長「諸橋選手は長年にわたり競輪界を代表する選手として第一線で活躍されました。今年7月の事故を受け、競走においての安全対策を検討、実施している最中、立て続けに大きな事故が起きてしまったことを、極めて重く受け止めております。諸橋選手のご冥福を深くお祈りするとともに、ご遺族の皆さまには心よりお悔やみを申し上げます」
安田光義日本競輪選手会理事長「本会会員の諸橋愛選手が9月12日の競走中の落車事故により負傷され、同21日未明に逝去されました。訃報に接し、誠に痛惜の念に堪えません。本会は7月に発生した事故を受け、関係団体とともに事故の検証と再発防止の検討を進めてまいりました。その最中に再び会員の命が失われたことを、極めて重く受け止めております。検討を一層加速させ、選手が安心して競走に望める環境の実現に向けて、全力で取り組んでまいります。諸橋愛選手のご冥福を心よりお祈りを申し上げますとともに、ご遺族の皆さまに謹んでお悔やみを申し上げます」
