【競輪】前橋 渡部幸訓が4日制のG3を初制覇

4日制記念を初優勝した渡部幸訓
優勝した渡部幸訓(中央)を囲む福島勢。左から小松崎大地、金成和幸、1人おいて、小野大介、五十嵐綾
プレゼンターの風鈴・翔司、渡部幸訓、小川晶前橋市長、風鈴・拓也
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 「三山王冠争奪戦・G3」(30日、前橋)

 渡部幸訓(43)=福島・89期・S1=が佐々木悠葵(群馬)のまくりに乗ってゴール前で差し脚発揮して1着。G3の優勝は21年3月宇都宮(3日制)に続き2回目、4日制は初。2着には地元の佐々木、3着には小原太樹(神奈川)が入った。

 苦労人の渡部がデビューから23年目で初の4日制G3の優勝を決めた。

 レースはマークした佐々木が最終ホームから青野将大(神奈川)をまくる展開。離れず追走した渡部がゴール前で差し切り優勝を決めた。「佐々木君が絶妙のタイミングで仕掛けてくれた。後ろも(阿部)力也がいてくれたし、ラインのおかげで勝てました」と感謝を口にした。

 今場所は北日本の機動型が少なかった。それでも初日特選で先行。準決は単騎戦。前輪が壊れる中でも踏み続けて3着。諦めずに戦った男に勝負の神様がほほ笑んだ。「苦しい戦いになるのは分かっていた。気持ちで負けないように。ただそれだけでした」

 この優勝で仲間に大きな勇気を与えるはず。「自分は賞金でのグランプリ出場は厳しい。でも自分の優勝で北日本勢の仲間に勢いを与えることができればいい」。12月30日の平グランプリに1人でも多く北日本勢の選手が乗るためにも、この優勝で一致団結するはずだ。

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