【競輪】短期登録の外国人選手6人が都内で記者会見 パリ五輪3冠のラブレイセン「夢が叶った」と歓喜

 6月3日に防府で開幕する「競輪ワールドシリーズ」に出場する外国人選手6人が11日、都内で来日記者会見を行った。男子の目玉で2024年パリ五輪3冠のハリー・ラブレイセン(29)=オランダ=は「夢が叶った」と参戦を喜び、女子の最注目で同2冠のエレセ・アンドルーズ(26)=ニュージーランド=も「ロス五輪に向けても、いい経験になる」と活躍を誓った。

 パリ五輪3冠、翌25年の世界選手権でも4冠に輝き『絶対王者』と呼ばれるラブレイセンにとっても、日本の競輪への参加は夢だった。「トゥルーマンとある時、カナダのバーで日本の競輪について話したことがあり、参加した彼に嫉妬していたんだ。今回呼ばれて夢がかなった。日本は競輪の発祥の地でもあるし」と参戦を喜んだ。

 ラインの有無に加え、使用する自転車やギア比の違いもある。さらにはほとんどインドアの自転車競技とは違い、競輪は屋外が大半。「簡単な勝負はない」「先行することが多くなると思う。それが安全でもある」と、スピードの違いで席巻する構え。「たくさん勝ちたいし、バンクレコードも残したい」。くしくも初戦の防府では、レコードホルダーの新田祐大(福島)と激突する。

 そのパリ五輪で銀メダル2個。ラブレイセンに惜しくも敗れたマシュー・リチャードソン(27)=イギリス=も登場。「自転車が違うことが大きいね。でも、違うやり方で走るのも、自転車競技にもつながる。速いスプリント能力を見せたい」と、こちらは持ち味の爆発力で魅了しそうだ。

 女子の金メダリスト・アンドルーズは、参戦経験のあるチームメートから話を聞いて憧れを抱いていた。「サム・ウェブスターやナターシャ・ハンセンから、私が若いころからいい話を聞いていた。日本の競輪で走ることが夢で、呼ばれてすごく名誉だと思う」と笑顔で話した。

 パリ五輪ケイリン銀のへティ・ファンデルワウ(27)=オランダ=は「今まで10年くらい、同じことばかりしている気持ちもあった。競輪はユニークな経験で、呼ばれる選手も少ない。新しいことをして、自分の走りも良くなるかも」と今回の経験をさらなるステップアップに使う。

 参戦経験のあるジョセフ・トゥルーマン(29)=イギリス=は、その時の知識も武器として戦う。「ずっと日本に戻ってきたかった。ラインについてはよく知っている。子どもの時には500バンクで走っていたし、イギリス人だから雨の中で走るのも慣れている」と競輪への適応能力をアピールした。同じくマチルド・グロ(27)=フランス=も19年以来の参戦。「競輪はかなり難しいが、今回は準備万端。パリ五輪でいい結果を残せなかったけど、今回の参加でまた強くなると思う」と意気込んでいた。世界最強クラスも胸を躍らせる、日本の競輪への参戦。6~9月の期間中は大いに盛り上がりそうだ。

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