【競輪】熊本G1 脇本雄太が全日本選抜競輪の連覇達成

 「全日本選抜競輪・G1」(23日、熊本)

 脇本雄太(36)=福井・94期・SS=が最終2角から寺崎浩平(福井)を番手まくり敢行。古性優作(大阪)の追い込みを許さず近畿ワンツー決着。G1優勝は11回目。全日本選抜競輪は昨年の豊橋に続いて連覇達成。2着は古性。3着には山口拳矢(岐阜)が入った。

 近畿ラインが鉄の結束力を披露。脇本が最終2角からこん身の番手まくりを決めて、1着。昨年の豊橋に続いて全日本選抜を優勝。中野浩一(引退・第3、4回)、古性(第37、38回)以来3人目の大会連覇を達成した。12月30日に平で行われるグランプリ出場の一番乗りも決めた。

 レースは古性が発走機を飛び出して先頭誘導員の後ろを確保。近畿4車ラインが前受けを選択。残り2周で後方から犬伏湧也(徳島)が仕掛けるも、前受けの寺崎は突っ張り先行。打鐘からは他のラインに反撃の余地を与えぬフルスロットルの逃げを敢行。番手を回った脇本もちゅうちょすることなく、番手まくりを打ち、古性と近畿ワンツー決着を決めた。

 「うれしい。今回の優勝は近畿のみんなに助けてもらった結果。2日目のスタールビー賞の失敗があったからうまくいって良かった」と寺崎の気持ちのこもった先行勝負に結果で応え、ホッとした表情でレースを振り返った。

 昨年は2月豊橋の全日本選抜で優勝。GP、G1の全冠制覇を達成したが、10月の寬仁親王牌でウオーミングアップ中に落車。左肘を負傷し、いまでも肘をうまく曲げることができない状況。昨年末のグランプリでは真杉匠(栃木)に攻め込まれラインが崩壊。寺崎、古性や南修二(大阪)に迷惑をかけてしまったことにショックを隠せなかった。

 しかし今年はここまで和歌山、平、そして今回の熊本と3場所連続優勝と結果を残した。ただ、もちろん満足はしていない。「肘の状態はまだまだ悪い。治療をすすめて、次のウィナーズカップに備えたい。昨年のグランプリは失敗した。その分も今年のグランプリは近畿勢の層を厚くしていきたい」ときっぱり。今後のビッグレースで近畿ラインを引っ張っていくつもりだ。

 肘の状態が良くなるのは夏頃の見込みだが、手負いの状態でもこの強さ。肘を万全の状態に戻して、グランプリでリベンジを果たす。

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