【オート】川口SG トライアル未勝利の青山周平が大一番で巻き返して逃げ切り勝ち 2年ぶり6回目の制覇

 「SS王座決定戦・SG」(31日、川口)

 青山周平(41)=伊勢崎・31期=が3枠から逃げ切り、2年ぶり6回目の大会制覇で、優勝賞金3100万円を獲得。6回目の賞金王に輝いた。SG制覇は25年2回目で通算19回目。優勝は25年13回で通算125回目。2番手に付けた金子大輔(浜松)が2着、スタート空回りで8番手から追い上げた黒川京介(川口)が3着だった。

 オーラスの大一番は青山がS級1位の意地を見せつけた。トライアルは黒川に41、19メートル離されての2着など、11年ぶりにトライアル未勝利の屈辱を味わった。試走も黒川の25や佐藤励(川口)の24より見劣る27だったが、3枠を生かして勝ち切った。SS王座決定戦6回目の優勝は史上最多。

 レースは1枠で1番人気の黒川がSで空回りして8番手からの展開。2枠の佐藤励もやや遅れ、3枠から好ダッシュで仕掛けた青山が1周1角を先取り。コンマ02のトップSで出た金子が2番手につけ、そのまま出たなりでワンツー決着。猛然と追い上げた黒川が9周4角で佐藤励を差して3着に食い込んだ、

 「若い選手が速いのでね。でも、気持ちだけは負けないように行きました。トライアルはいいSを切れず悔しい思いをしましたが、Sが決まり結果が出て良かった。エンジンは組み直して良くなっていました」と周平スマイル満開。

 26年は8日から12日まで地元の伊勢崎で開催されるG1・シルクカップからスタートする予定。金子大、黒川、佐藤励らを相手に今度は同一G1の6連覇の偉業に挑戦する。

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